語るべき事でないもの


私のやっている活動や制作は
一人で考え、構想を練り、一人で作業をする事がベースになっている。
そんな日々の中で、「他者とのスキンシップ」が言語やつまらない思考になんて
敵わないんだと感覚的にわからせてくれる、そんな動画です。


オトナと認識される年齢になってくると、
人と手をつなぐ事も少なくなってくるような気がします。
恋人と呼ばれる関係においてはSEXが重要なコミュニケーションと
なるのでしょうが、別の側面としては義務化するウエイトも高まり、
本来動画にあるような「相手の温もりを感じ存在を実感し、目の前を相手をただただ受入れる」
という単純で純粋な要素が薄らいで行くようにも感じます。
恋人同士手をつなぐと言うのも形式・義務化してしまってはほんとにもったいない。


「人肌」とは言いますが、
生物学的に死なない限り(生物学的死に関してはあえてここでは言及しません)
どんな人も人肌の温もりがあると思います。
それは心のわだかまりもこだわりも疑問も
その暖かさに触れ、じんわりと感じた時点でもう、
みんな、何もかも緩やかに溶かして行ってくれます。


FREE HUGS
日本じゃ難しいかもしれないけど、
みんな、ハグしよう。