シンプルは難しい

単純に、お茶碗

断面図

写真撮影中に落っことしてビビが入ったので
トドメを刺してやりました。(ー人ー)なむなむ。


制作中に半分に割って厚みをチェックするというのは
よくやります。そのまま練り返せば使える土に戻りますから。
しかし、焼きあがってから断面チェックはなかなか勇気が要ります。
なので落して「ガチン」っていういかにもな音がした瞬間、
「やった!ラッキー♪」とテンション上がってしまい、
断面写真撮りまくってしまいました(^^;)


物を作るときには必要な感覚なんですが、
「結果をフィードバックする」という事です。
この習慣と観察力を持ち続ければあなたも3ヶ月後には
格段に上手くなります。


お茶碗はシンプルな形なだけにデザイン面ももちろんですが、
持った時のしっくり感が全てな気がします。
個人的には、
違和感無い重み>丸み・デザイン>口当たり感>手触り
の順で重要視してます。


悲しい事ですが、でも、もし運良く(心持ちが大事☆)割る機会があったなら、
怪我しないようにしつつ、断面をじぃぃいいーーーーーっくり観察してみて下さい。
上手くすれば、作者の人となりまで見えてきますから。